かつて私は「植物を枯らす女」でした。
お部屋にグリーンが欲しいな~と思って買った観葉植物を枯らし、素敵な名前に惹かれて買ったクリスマスローズも花を咲かせず枯らしてしまいました。
今まで謎の「自己流」で植物を育てては枯らしてきた私。
そんな私が自己流を捨て、たくさん調べて世話をしたところ、ダイソーで買った100円のフィカス・ウンベラータを、自分の身長を超えるまで大きく育てられたんです!
今回は、私のこれまでの失敗と、実際にやってみて成功したことをまとめてご紹介したいと思います!
我が家の観葉植物
現在私が育てているのはフィカス・ウンベラータ、フィカス・ティネケ、フィカス・アルテシマの3種類4鉢。
全てフィカス(イチジク)属、つまりゴムの木の仲間です。
ゴムの木ってかっこよくて好きなんです~♡
ゴムの木の仲間は丈夫で育てやすく初心者向けなものが多いです。
ちなみに、ウンベラータはダイソーで100円、ティケネとアルテシマはホームセンターで200円くらいで購入しました。
どれも最初はめちゃめちゃ小さい「ミニ観葉植物」でした。
ウンベラータが一番古株で2019年4月から育てており、なんと現在、私の身長を超すまでに成長しました!拍手!
初心者が陥る失敗「根腐れ」「水枯れ」
根腐れ
根腐れは言葉通り、植物の根が腐ることを言います。
根が黒ずんでいたら根腐れを起こしている証拠です。
私が今まで枯らしてきた植物の大半はおそらく根腐れが原因。
新しい植物を迎え入れると、気合を入れてお世話してしまい、ついつい頻繁に水をあげていました。
そして、水やりした後も受け皿に溜まった水を放置していました。
今ならそりゃあ枯れるだろうって思います。
水枯れ
水やりを忘れてしまうと、土や植物がカラカラになってしまいますので注意しましょう。
葉が垂れていたり、丸まっていたら水が足りない証拠。
見落とさないようにしてください。
そのような兆候を見つけたら、すぐにたっぷりと水やりしたり、はっぱにスプレーで水を吹きかけたりすることですぐに回復します!
ウンベラータの育て方①「水やり」と「水はけ」が大事
基本の水やり
受け皿に出てくるまで水をやることで、土の中に水の通り道ができるんです。
そのおかげで余分な水分が土の中に留まることがなくなります。
中途半端に水やりをすると余分な水分が土の中に留まり、それが原因で根腐れになったり、病気になってしまうことがあります。
夏は、太陽をいっぱい浴びて植物が大きくなる時期。根もたくさん水を吸うので、土が乾きやすいです。
だから、夏は土の表面が乾いたら、または乾きそうになったら水やりします。
一方、冬は成長がゆっくりになり、根が水を吸う量も少なめ。
ですから、夏のようにこまめに水やりをする必要はありません。
夏も冬も葉っぱに水をスプレー(葉水)するのはGood!こまめにしましょう!
水はけのいい土を選ぼう
土も、根腐れしないように水はけのいいものを使います。
観葉植物愛好家やガーデニングが趣味の方は赤玉・鹿沼土…などと自分で配合して作る方もいますが、初心者にはハードルが高いです。
たくさんの種類の土を買ってもどこに保管するか悩みますしね。
そんな方にはアイリスオーヤマの「ゴールデン粒状培養土・観葉植物用」がおすすめ。
私もこれを使っています。
粒上の土なので、植え替えの時も手があまり汚れないのが良いです。
農家の夫からも高評価。
ちゃんと植物のこと分かっている人が作ってるなぁ
実際に使ってみると、土が濡れていると黒っぽく、乾いたらグレーっぽくなるので水やりのタイミングがめちゃめちゃ分かりやすい!
おススメの鉢
枯らしがちな人には「とんでもないポット(スリット鉢)」がおすすめ。
スリット鉢はその名の通り、底にスリット穴が開いている鉢のことを言います。
鉢内に空気を送り込むので、水はけが良くなり根の生育にとっても良いんです。
1つ数十円~数百円と安いので、「何をやっても枯らしちゃう」という人は一度試しても良いかもしれません。
ウンベラータの育て方②「日当たり」と「気温」も大事!
ウンベラータをはじめとするゴムの木の仲間たちは基本的に太陽の光が好き。
春~夏なったら外に出してあげた方が日の光を浴びて太く良く育ちます。
ただ、我が家はベランダがないので、南向きの窓の近くで育てています。
また、寒さは苦手なので、気温5~10度以上を保つようにしましょう。
東北はうっかりすると部屋の中でも5度以下になるから気を付けなきゃ!
ウンベラータの成長におススメのお助けアイテム
肥料などのアイテムに助けてもらうことも大事です。
肥料・マイガーデン
植え替えの時に土に混ぜる「元肥」にも、植えてから1~2か月おきに与える「追肥」にも使えるのでおススメ。
使う時期は春~秋。成長がゆっくりになる冬は使わないですよ~!
メネデール
名前の通り、芽と根が出るお薬。
植え替え後などの水やりの際や、スプレーで葉っぱに水をかけてあげるときに水に混ぜて使います。
こちらは冬でも使っていいようです。
私とウンベラータ
購入したのは2019年の春。ダイソーでした。
転勤で引っ越したのをきっかけに、久しぶりに植物でも育ててみようかなと思ったんです。
ダイソーでウンベラータを売っているという噂は聞いていたのですが、実際に見たのはその時が初めて。
ウンベラータって人気だから4号~5号で2~3千円、立派なものは1~2万円するんですよ
今も気にして売り場を見ますが、毎年3~5月に2鉢くらいしか見ないので、出会ったら購入するべき!
早速枯らしそうになる
購入後すぐに観葉植物用の土をホームセンターで購入し、おしゃれな4号鉢に移し替えました。
しばらくして、そろそろ根が安定してくるころだったのに、ウンベラータの元気がないんです…
数々の植物を枯らしてきた経験からこれはやばいかもしれない!!!と感じ、すぐにネットで検索。
「株に対して鉢が大きすぎるせいで土が乾きづらい→根腐れを起こしかかっている」
という結論に至り、すぐに鉢を小さいものに交換しました。
その後、状態は回復し、ゆっくり大きくなっていきました。
見る見るうちに成長し、170cm超に
1年後、再び転勤で引っ越しました。
今度のおうちは南向きの大きな窓がありました。(以前は東向き)
窓辺にウンベラータを置いていたところ、急成長!!!
冬は成長がゆっくりになりましたが、それでもたまに新しい葉っぱが出てきていました。
そして今年の夏、見る見るうちに大きくなり…ついに私の身長(165cm)を超えました。
で、でか…。
ウンベラータの今後
ゴムの木の仲間って実は樹形を変形させるという楽しみ方があるんです。
でも、何となく切ってしまうのが忍びなくて、曲げるのも怖くて・・・・
そう思っているうちに、天井に着きそうなほど大きくなってしまいました。
そんなわけで、ここに予告します!!!
来春、ウンベラータ切ります!!!!
まとめ:基本を押さえてウンベラータを大きくしよう!
大きなハート形の葉っぱがとってもキュートで大人気のウンベラータ。
本当に丈夫な植物なので、観葉植物を育てたことがない初心者にぴったりです。
基本の水やりと水はけ、日当たり、気温さえ注意していれば死にません。
「はっぱを全部そぎ落としても復活した」なんて報告もよく見ますしね!
ぜひ、お部屋のシンボルツリーとなるように大きく育てましょう!
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