週末婚夫婦のデメリットで一番に思いつくのがお金の問題です。
2つの拠点があるので、家賃や光熱費が単純に2倍掛かりますし、週末に会いに行くための交通費も意外と馬鹿にならない出費です。
また、家計管理や貯蓄はどうするのか、というのも気になりますよね。
今回は、我が家のケースも踏まえて週末婚とお金について考えていきましょう。
週末婚にかかるお金は?
家賃と生活費
家賃が2部屋分、家具・家電代が2倍、光熱費も2倍かかり、一緒に暮らすよりはどうしても出費がかさみます。
家賃に関しては、2部屋といっても週末に一緒に過ごす方は1LDKを、もう一方は1Kを借りるなどして節約も可能です。
それでも、東北一の都市・仙台市の相場では1LDKと1Kを借りると12万6千円かかってしまいます。
1LDKの相場が7万6千円、2LDKの相場が9万9千円なので、2倍とまではいきませんが、毎月3~5万円はかなり大きな出費ではないでしょうか。
出典:CHINTAI『仙台駅の家賃相場情報』(2021年9月26日閲覧)
家具・家電は、もともとお互い一人暮らしをしていて、結婚後もそのままの状態を保つ場合は苦労しませんが、転勤や子供の教育などのために同居していた状態から週末婚となった場合、買い揃える必要があるので大変です。
一人暮らし用の家電でも冷蔵庫、レンジ、洗濯機、テレビ、掃除機…などそろえると10万円くらいになりますよね。
光熱費に関しては、基本料金は2倍になりますし、エアコンや電気、冷蔵庫など一緒に暮らしていればシェアできるはずの使用量も2倍かかってしまいます。
交通費
近場で週末婚をしている夫婦はあまり気にならないかもしれませんが、生活拠点に距離があると、移動はかなり大きな課題です。
なるべく費用を抑えたいと思っていても、移動って結構ストレスになるし、移動時間が嘆ければ長いほど体力を消耗します。
気持ちよく週末を迎えるために新幹線や高速道路を活用するのも一つの手だと思います。
私たちの場合
私たちの場合、夏は私が彼に会いに行き、春秋は彼が私に会いに来ることが多いです。
彼は実家住まいですが、私が週末会いに行くときは現在空き家になっている彼の親せき宅をお借りしております。
本当に感謝しています。
生活費の負担感は少なめ
私たちの生活費はというと、
夫は実家暮らしのため、家賃と家具・家電台はかかりません。もちろん食費や光熱費といった生活費は負担していますが、それも一人暮らしで負担するほどの金額ではないでしょう。
一方の私は、賃貸アパートでひとり暮らし。
家賃は期限付きですが会社からの補助があります。
家具や家電も結婚前から使っているものがほとんどです。
食費や光熱費の支払いは独身時代と変わらないのであまり負担に思ったことはありません。
私たちのケースでは、義実家のおかげさまで生活費の面ではデメリットは少なめです。
交通費は結構かかる!
では、交通費はどうでしょう。
有料道路を使わない場合、夫宅までの道のりは往復130km。ガソリン代を150円/lとして、私の愛車トヨタ・アクア(ハイブリッド車)の燃費を20km/lで計算すると、1回会いに行くのに975円かかる計算です。
有料道路を使った場合の道のりは往復約100km。ガソリン代は750円、有料道路代は往復で約2000円かかるので、合計2750円ほど。
ちなみに夫もハイブリッド車なのでかかる交通費は同じくらいです。
有料道路を使うと移動時間を20~30分くらい短縮できるので、実際は有料道路を使うことが多いです。
車の運転って案外体力も気力も使うので、週末婚が億劫にならないためにも仕方のない出費かなと思っています。
もちろん、回数券や週末割引を利用してなるべく費用を抑えるようにしています。
私たちのケースでは、毎週会いに行くと月1万円ほどかかる計算になりました。
それほど多くないと捉える方もいるかもしれませんが、同居していれば掛からない費用と手間なだけに、同居夫婦をうらやましく思います。
家計管理はどうするの?
家計管理はモヤモヤしそうなポイントですね。
知恵袋なんかをみても「夫の方が手取りが多いのに割り勘」「交通費をいつも自分が出している」「家具を新調したのにお金を出してくれない」など不満が多いようです。
お金に関してはきっちりとその家庭にあったルールを決めましょう。
食費や光熱費はお互いが食べた分だけ、使った分だけ支払うのが良いと思いますが、例えば交通費は収入が高い方が持つ、とか。
家具や家電は今後同居することがないのであれば各々が買う方が良い気がしますが、もし同居を見越しているなら、それはいずれ共有財産になるものですから、2人で使いたいものを選び、お金を出し合う方が良いのではないでしょうか。
また、お子さんがいる家庭はもっと複雑で、お金だけでは解決できない子育ての負担などもありますから、きちんと話し合ってお互い納得できる形を見つけてください。
私たちの場合:財布は別々、貯金は共通口座に。
私たち夫婦は共働きで収入の差も大きくないので、財布は完全に別々です。
一緒に過ごす週末の生活費は基本的に割り勘。
交通費は移動した方が持つので、その分もう一方が食事をごちそうすることもあります
家具や家電も基本は割り勘です。
2人でスペックや予算を決めてお金を出し合います。
家具や家電でも、個人の趣味で買うものはその人がお金を出します。例えば高級ドライヤーとか、パソコンとか、ほとんど相手が使わないものです。
ドライヤーなんて私は20分くらい使いますが、夫は1分くらいしか使いませんからね。
貯蓄
付き合っているころから共通の口座に月2万円ずつを出し合って貯金しています。
貯金の目的は結婚式と新婚旅行のための準備と、今後同居したときの引っ越し資金など。
ちなみに、結婚祝いでいただいたお金も内祝い分を差し引いて全額貯金したので、ようやく希望するハワイ婚ができる金額くらいにはなりました。
結婚式と新婚旅行はコロナのせいでで全然めどが立ちませんけどね…
今は何より早く新型コロナウイルスの流行が収束してほしいと願っています。
また、この共通口座とは別にそれぞれ独身時代からの貯蓄があります。
貯蓄に加えて私は最近つみたてNISAやiDeCo、投資を始めました~
夫はまだやってないので、めちゃめちゃおススメしています(笑)
まとめ 週末婚夫婦こそ家計や貯蓄はしっかり話し合おう
「週末婚」と言ってもその形は夫婦ごとに違いますが、週末婚をしている人にとってお金の悩みは尽きませんよね。
いつまで週末婚を続ける を続けるのか、子供は何歳ごろに何人ほしいのか、家は何歳ごろに買いたいかなど今後のライフプランのためにも、家計や貯蓄についてはしっかり話し合いましょう。
私たち夫婦も、いずれ家族が増えたり、転勤(転職?)したり、同居したり、今の環境が変わることがあると思います。
そんな時に備えて、家計や貯蓄については今後も折を見てしっかり話し合っていきたいです。
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