緊急事態宣言が明け、もうすぐ2か月。
クライミング界でもコンペ(大会)やイベントに参加したり、県をまたいで遠征する人が増えてきました。
そこで私も約2年ぶりに東北外へ遠征してきました。
目的地は栃木県・那須塩原市の塩原ボルダー!
駐車場やアプローチ、岩質などの情報&周辺情報やお得情報は↓こちらをお読みください!
塩原ボルダー登ってきた!
私は身長約164.5cm、両手を左右に広げたリーチは167cmで、女子の平均よりは大きめ。
実力は、普段ジムで3級~2級を登っているくらいです。
塩原ボルダーは今回が初めてで、登った課題は以下の通り。
- 後悔(3級)
- 桜(3級)
- 穴パワー(2級)
- 水short(3級)
2日間で触った課題は全て完登して帰って来れました!
「後悔」「桜」は有名で、下地も良く、グレードも高すぎないので中級者におススメですよ。
今回の遠征の日程
- 1日目13時塩原ボルダー到着
→駐車場からボルダリングエリアに移動
- 13時半ごろ「後悔」(3級)を登り始める
- 14時半「後悔」完登
- 15時ごろ岩を移動「桜岩」へ→「桜」(3級)を登り始める
- 16時半ごろ撤収
この日「桜」は登れず
- 18時夜ご飯
那須高原の定食屋さんで食事
- 22時半ごろ就寝
那須高原のペンションに宿泊
- 2日目7時起床→朝食
- 9時塩原ボルダーに到着→「桜岩」へ
すでに駐車場は満車に近い状態
- 10時半「桜」完登
- 12時ごろ岩を移動→「穴パワー岩」へ
- 12時50分ごろ「穴パワー」(2級)を登り始める→数回のトライで完登
- 13時ごろ近くの岩の「水short」(3級)を登り始める
- 13時20分「水short」完登
- 14時半撤収
後悔(3級)
塩原の有名課題!初日はアップもかねて、この課題から登りました。
スタートから一番近い初手が一番持ち感が悪く、2手目は持ち感は悪くないけれど、一部がボコッとへこんでいる独特な形状。
下部は、一緒に登っていた仲間(身長150cm台)のムーブは、私にとっては少し狭く初手・2手目の処理に困ったので、自分に合ったムーブを組み立てました。
上部は比較的持ち感の良いホールドが多く、フットホールドも良かったのですんなり解決。
塩原特有の岩質に慣れるのに少し時間がかかりましたが、無事完登しました。
「後悔」はいかに下部で消耗せずに上部に行けるかが鍵!
桜(3級)
こちらも有名課題ですね~!
ほぼ垂壁だと思っていたので、想像よりも少し傾斜があるなと思いました(笑)
最初のトライからすんなり3手目まで行くも、3手目は保持感がめちゃめちゃ悪い。
私の身長だと右足を上げると狭くなってしまったので、その悪い3手目を右手で保持し、左足のみでリップのスローパーを取りに行くムーブを選択。
しかし、どうしてもリップのスローパーが止まらず、初日は敗退しました。
「引き付ける」「固める」といった弱点が露呈しましたね。
その夜、YouTubeで「桜」の完登動画を見てみると、私が使っていなかった小さなホールドを使って左手を送る人が多いことが判明。
2日目は私もその小さなホールドを使って挑戦したところ、ようやくできました~!
「桜」はこれまで私が登った3級の中でも「パワフル」な課題でした!
ちなみに、3手目で指の皮をだいぶ消耗したせいで、2日目はペットボトルのキャップを空けるのも辛かったです(笑)
穴パワーSD(2級)
アンダーでピンチで体を引き上げるので少しパワーが必要ですが、体が持ち上がったあとは慎重にリップを取りに行けばOK。
パワーはないけど垂壁は私の得意分野なので、数回のトライで完登できました~!
小ぶりな岩なのでマット1枚でも登れるよ!
水short(3級)
初手を取るのが核心で、2手目取ったら終わりだよ~
その言葉を信じて、数回のトライののち初手を取り、2手目に進みました。
そして気づきました…
これ3手目取れなかったら水溜まり(落ちたら大けが確定)に落ちるじゃん!?
怖くて怖くて仕方なかったですが何とか足を踏ん張って3手目を取りました。
3手目を取りに行く時に足をどこに置こうか迷ってめちゃめちゃ焦ったので、登る前にしっかりチェックしておいた方がいいですよ。←
あとは正直ガバガバなんですが、とにかく高い!水溜まりが怖い!
小鹿のように震えながら登りきりました…
動画を見返すと、完登後は嬉しさよりも疲労感満載の顔していました…(笑)
まとめ:大満足の塩原ボルダー遠征
那須塩原の観光もせずに塩原ボルダーで遊びふけっていましたが、たくさん登って、おいしいものを食べられて、大満足の遠征でした!
今回は大収穫の全完登でしたが、反省点は「腕で引き付ける」「腕を固める」動き。
この動きをするには筋力が足りないので、もっとトレーニングが必要だと実感しました!
また、無意識でやると脇が開いてしまうので、背中の筋肉を意識的に使って脇を締めることに慣れる必要があると思いました。
ちなみに今回の遠征は、同県の仲間4人と現地合流+土日で大勢の人がいたので、マットが足りなくてお目当ての課題を登ることができない!なんてことはありませんでした。
今度来たときは1級~初段の課題も登ってみたいな~!
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