初めての外岩!服装編 天候に合わせて準備しよう

クライミング

クライミングを始めてしばらくすると、だんだんと自然の岩を登ってみたくなりますよね。

クライマー
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先輩クライマーが楽しそうに話している「外岩」ってどんな感じなのかなぁ

好奇心がむくむく膨らんでいると思います。

実は、雪の降らない地域では秋から春にかけてが「外岩シーズン」。(雪国は春~秋

つまり今は外岩大好きクライマーたちがこぞって岩場に通い詰める時期なんです。

まだ寒すぎないこの時期は初心者が外岩デビューするのにうってつけ

今回は外岩初心者向けに、岩に登りにいく時の服装外岩デビューに適した気象条件についてお話していきたいと思います。

この記事はこんな人におススメ
  • 岩を登ってみたい
  • 外岩に誘われて初めて行く
  • 外岩に適した気温や天気を知りたい
  • おすすめのクライミングウェアを知りたい

外岩に行く予定がある方は、持ち物編も併せてごらんになってください!

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ロッククライミングに適した気候

Image by Pete Linforth from Pixabay

あくまで目安ですが、最高気温が25℃を下回ったぐらいからがシーズン幕開け。

関東だと10月ごろからでしょうか。

寒がりの初心者さんは寒すぎず暑すぎない最高気温15~25℃の時期がちょうど良いと思います。

汗っかきの人や暑がりの人はもう少し寒くても大丈夫ですよ!

なぜ私が夏をおススメしないかというと、クライミングする上で大きな弊害があるから。

理由その1暑さ

クライマーにとって手汗は大敵。

手汗をかくと、手が滑って全然ホールドを持てなくなりますよね。

気温が高くて汗をかくのはもちろん、岩自体が日差しを受けて熱くなったり、湿気を吸ってしっとりしていたりと、とにかくコンディションが悪いです。


理由その2:虫の大量発生

夏は虫がとにかく多いです。自然の中で岩を登るので避けられない問題ですよね。

特に涼しくなって登りやすくなる夕方にかけて虫も湧いてきます。

体温や汗のにおいに蚊が寄ってきたり、アブが大量発生したりと、なかなか集中できない環境になってしまうんです。


そんなわけで、クライミングシーズンは秋~春とされて言います。

ちなみに私(東北のクライマーは、夏は虫の多い山の岩場は避け、海辺のボルダーに出没します。

特に太平洋側は風が強いので、夏でもそこまで暑さを感じず普通に登れます。
(汁手の人はきつそうですが(笑))

きゃりー
きゃりー

逆に冬は氷点下になるので、手がかじかんで登れなくなってしまうんですね~

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天気を把握しよう

Image by ImageParty from Pixabay

自然相手のスポーツですから、天気を把握するのは大事!

服装を選ぶ基準になるのでしっかりチェックしましょう。

時間ごとの気温や天候、風の強さを把握するためにお天気アプリを活用しましょう。

私はよくTenki.jpを使います。

天気・気温・風をチェックしよう

↓こんな風に晴れで気温が高ければ、防寒はそんなに気にしなくてもOK。

暑がりさんはむしろ汗をかくことを想定して、替えのTシャツを準備しましょう。

私の考えでは、外岩デビューにはこのくらいの気候が最適だと思います。

↓一方こちらはデビュー戦には不向き。

最高気温は15℃と低めだし、曇りで風も強そうなので、こういう天候の時に外岩に行く人は防寒対策をしっかりしましょう。

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体温調節できる服装を心がける

Image by Pexels from Pixabay

外岩の服装の基本は「重ね着」

キャンプや釣り、登山などのアウトドア経験者なら、何となくわかるかもしれませんが、体感温度は「気温」・「日当たり」・「風」によってかなり変わってきます。

日当たりがよく、風がなければ気温が低くてもぽかぽかと温かく、逆に日陰で風が強いと気温が高くても寒く感じます。

東京の人気ボルダリングエリア「御岳ボルダー」は、山側は日陰になって寒いですが、川の向こう岸(駅側)は陽光が当たってポカポカ暖かいです。

きゃりー
きゃりー

同じエリアでも場所によって体感温度がかなり変わるので、服装で体温調節できるようにしましょう。

外岩の服装

Image by Pete Linforth from Pixabay

外岩の服装のポイントは体温調節ができ、虫、かぶれ、擦り傷を防ぐこと。

このポイントを押さえて選ぶと間違いありません!

Tシャツ

普段ジムなどで来ているTシャツでOK。

暑がりさんや汗かきさんは着替え持っていきましょう!

暑くて上半身裸になるかもしれないけど、着替えがあると帰る時さっぱりできて良いですよ!

防寒インナー

ユニクロ ヒートテック

寒がりクライマーにはおススメ。

私は最高気温が15℃以下ならヒートテック+Tシャツを重ね着してます。

最高気温13度以下ならヒートテックタイツも着ます。

ヒートテックは薄くてかさばらないので、持って行って着替えてもOK。

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モンベル ジオライン

正直、着心地はあまりよくないですが、速乾性があり汗冷えしないのがほんとにすごい。

さすが登山用インナーです。

LWはかなり薄いのですが、それでもインナー1枚分空気の層ができるので温かいです。

グレーは肌着感が強いので黒がおススメ。

https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=71300

アウター

フリースやパーカー

20℃くらいのそんなに寒くないときでも薄手のフリースやパーカーを着るか持っていきましょう。

15℃以下のときは厚手のフリースが良いです。

薄手でも厚手でも、登っているときは暑くなって脱ぐことになると思うので、前ジッパーの脱ぎきしやすいものを選んでください。

ダウン

使う機会がないかもしれませんが、万が一寒かった時のために持っていきたいですね。

ライトダウンジャケットなど軽量でコンパクトにしまえるものがおススメ。

クライミングパンツ

普段ジムで履いているものでOKですが、暑くても長いパンツがおススメ。

擦り傷や虫刺され、植物によるかぶれも防げます。

しいて言うなら、夏は薄手、秋冬は厚手の物を選びましょう!

きゃりー
きゃりー

ちなみに私は「3rd Rock」というブランドのパンツが動きやすくて大好き!
クライミングジムのオンラインショップなどで売ってます。

ソックス

くるぶし丈よりも長いソックスがおススメ。

アプローチで植物かぶれを起こしたり、虫に刺されたりするのを防ぎます。

足首はほんとに狙われやすいから気を付けましょう!

きゃりー
きゃりー

私はアブに足首を刺されてパンパンに腫れたことがあるよ

アプローチシューズ

スニーカーで代用できますが、外岩にハマったら揃えたいですね。

ソールがクライミングシューズにも使われているラバーになっているので、岩場の移動の際に滑りにくいです。

アプローチが軽登山の場合は、登山靴が良いですよ。

きゃりー
きゃりー

私は岩場で転んで指を切ったことがあるから、アプローチシューズはあった方がいいと思うよ

ニット帽

耳が冷えると頭が痛くなったりしませんか?

ニット帽があればその心配がないのでおススメ。

特に風が強い日は被っていきたいですね!

きゃりー
きゃりー

たまに上半身裸にニット帽の男性クライマーが出没するので面白いです(笑)

まとめ:防寒対策をしっかりしよう

冬に行くときはもっと着込んだり、ひざ掛けを持っていったりしますが、初めての外岩で冬に行くのはお勧めしません。

「楽しい」よりも「寒い」が勝って、外岩を嫌いになってしまうかもしれないからです。

私は岩を登るのが大好きだから、「みんなに外岩を好きになってほしい!」と思っています。

きゃりー
きゃりー

私のことは嫌いになっても、外岩のことは嫌いにならないでください!(古い?)

このブログを通して、全国にクライマー仲間がたくさんできると嬉しいです!
(遠征の時に案内してもらえたらもっと嬉しいなw)

きゃりー
きゃりー

万全の準備で楽しいロッククライミングをしましょう~!

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