あなたはクライミングシューズを素足で履いていますか?それともソックス派?
ちなみに私は素足派です。
始めは「シューズを素足で履くなんて!」と衝撃的でした。
でも最初に通っていたジムは素足派が圧倒的で、クライミングシューズ=素足で履くものだと思っていたんです。
そんな素足派クライマーの悩みの種はやっぱり「臭い」。
シューズが臭うのは恥ずかしいですし、周りにも迷惑ですよね。
そこで今回は、クライミングシューズの臭いケアについてお届けします。
素足派だけでなく、ソックス派も必見です!
クライミングシューズの臭いの原因
原因は繁殖したバクテリアの排泄物
クライミングシューズの臭いの原因は、シューズ内で繁殖したバクテリアの排泄物。
付着した足の角質と汗が混ざってバクテリアを繁殖させてしまうんですね~
運動していることに加え、クライミングシューズは基本的に指が軽く曲がるくらいの小さめを買うため、足が圧迫されて汗をかきやすい状態になります。
汗そのものが原因ではありませんが、バクテリアが好む「高温多湿」の状況が作られているので臭くなりやすいです。
ソックスを履いているのに臭う人
私はソックス派だけど少し臭うよ?
ソックス派の方も、クライミングジム内を歩いていたらソックスが真っ黒になった経験があると思います。
クライミングジムの床はチョークや、ソールから出たゴム汚れ、ほこり、他人の角質などが付着しています。
それらを完全に避けるのは不可能ですから、ソックス派でも臭うことがあります。
クライミングシューズの臭い対策
ここからは私が実際にやったことのある&やっている4つの臭い対策についてお話します!
サンダルを持参する
上述しましたが、ジムの床ってかなり汚いです。
それなのに、クライミングシューズってきつめだからずっと履いていられませんよね?
素足でジムの中をうろうろすると足の裏に他人の汗や角質、ほこり、チョークがくっつき、クライミングシューズの中に入ってしまいます。
実際、私のシューズは臭くなると埃っぽい臭いがします。
それを防ぐにはマイサンダルを持参しましょう!
リードのジムだと結構持参している人は多いのですが、ボルダリングで持参している人はほとんどいません。
ちなみに私はダイソーで買ったペラペラのサンダルを使っています。
汚れから足を守るのが大事なので安くて十分です!
使用後はシューズをしっかり乾かす
シューズをバッグの中に入れっぱなしにしていませんか?
洗濯物も生乾きのままだと臭いますよね?
それと同じように、汗でしっとりしたままのシューズを放置するのはNG。
バクテリアが好む環境を作り出してしまっていますよ!
バクテリアの温床にならないように、クライミングが終わって帰宅したら、シューズをバッグから出し、風通しのいい場所でしっかり陰干ししましょう!
干せない人は除湿剤+密閉で乾かそう
シューズをクライミングジムの貸しロッカーに保管していたり、干すことができない人は除湿剤を併用するのがおススメ。
除湿剤を使う場合は袋にいれるなど密閉した方が良いんですよ!
私はエステーの「ドライペットスピード吸湿 くつ用」のくりかえし使えるタイプを使っていました。
湿気を吸ってジェル状になるタイプの除湿剤も使ったことがありますが、一瞬で終わる気がします(笑)
繰り返し使えるタイプの方がコスパが良いよ!
消臭剤を使う
今までは予防的な対策でしたが、ここからはすでに臭っている場合の対策お伝えします。
私だけじゃなく、多くのクライマーが愛用している消臭剤があるんです。
それが「グランズレメディ」。
ニュージーランド生まれの粉タイプの消臭剤です。
クライミングシューズの臭いはかなり頑固。
普通のスプレーじゃ心許なく感じる人は、使ってみると良いと思います!
使い方は、登った後のシューズに付属のスプーン一杯分の粉を入れて、粉がシューズ内にまんべんなく行きわたるようにするだけ。
普通の靴だけど、「7日間続けて入れ続けたら、その後半年臭いがなくなったと」いう検証結果もあるんですよ!
最終手段は洗う!
クライミングシューズは基本的に水洗いNG!
洗うのは、耐えられなくなるくらい臭いって時の最終手段だと思ってください。
最悪ソールのラバーが剥がれたり、シャンクがゆがんだりします。
洗う時はくれぐれも自己責任でお願いします!
クライミングシューズの洗い方
1.バケツに水をため、洗剤を溶かす
洗剤は市販のシャンプーや洗濯用洗剤を使います。
2.クライミングシューズを20~30分つけ置き
3.水を2~3回入れ替えてすすぐ
洗剤が残らないようにしっかりすすぎましょう!
4.使わなくなったタオルに包んで洗濯機で脱水する。
1分くらい脱水します。脱水することで乾く時間を短縮させることができます。
5.陰干しする
直射日光に当てるとソールのラバーが劣化するので注意してください!
先輩クライマーからオキシクリーンを勧められたことがありますが、革はアルカリに弱い材質なので、オキシクリーンは使わない方が良いです。
まとめ:臭くならないようにするには日々の対策が大事
素足でクライミングシューズを履くのって、実際に足裏感覚がソックスよりあるし、利点があるんですよね。
その代わり、クライミングシューズを臭くさせたいためには、日々臭い対策を怠らず、シューズを清潔に保つことが大事です。
汚れを防いで、使った後はしっかり乾かすのが基本。
それでも臭くなってしまったら消臭剤に頼りましょう!
できるだけ洗わないで済むように対策してくださいね!
シューズが臭くて周りに迷惑をかけたり、恥ずかしい思いをしないように、ちゃんとケアしようね!
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